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| 北九州市の戸畑港に停泊しているパナマ船籍の貨物船「ＭＡＲＴＨＡ ＶＥＲＩＴＹ」（７万９８５５トン）が３月２１日、インドネシア沖で海賊に襲われて現金などを奪われていたことが分かり、若松海保は強盗事件として日本人船長（５９）から事情を聴いている。 調べでは、貨物船は３月２１日午前２時４０分ごろ（現地時間）、ジャカルタの北２００キロのゲラサ海峡で、小型船で近付いてきた海賊に襲われた。長刀で武装した６人が乗船した。 海賊は２等航海士ら３人の乗組員を縛り上げ、船長室に案内させた。船長も縛った後、現金約３６００ドル（約４３万円）やトランシーバーなどを奪って逃走した。船長らにけがはなかった。 貨物船は今月２日に戸畑港に入港し、被害者が日本人船長のため若松海保が事情を聴いている。インドネシアなどにも捜査協力を求める方針。 | ||||||
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